C反応性タンパク(CRP)

最終更新:2026年8月20日

C反応性タンパク(CRP)は、炎症に反応して肝臓で作られるタンパク質である。CRP検査は血液中のCRP量を測定し、体内の炎症の程度をみるために使われるが、炎症の原因や場所を単独で特定する検査ではない。[1]

CRPとは

CRPは炎症に反応して肝臓で産生される。炎症は感染や外傷などへの防御反応として役立つ一方、長期間続く慢性炎症では健康な組織を傷つけることがある。[1]

検査の用途

CRP検査は感染症炎症性腸疾患自己免疫疾患など、急性または慢性の炎症を伴う状態の評価や、感染・慢性疾患の経過、治療への反応の確認などに用いられる。CRP値は炎症の増減に応じて上がったり下がったりする。[1]

結果の解釈

CRPが高値でも、その原因や炎症部位までは分からない。診断では症状、病歴、他の検査結果と合わせて判断する。通常のCRP検査と、心疾患リスクの推定に用いる高感度CRP(hs-CRP)検査は目的が異なる。[1]

エビデンス・科学的評価

CRPは炎症の程度を示す非特異的な指標であり、単独で特定の病気を診断するものではない。値の変化は炎症の経過や治療反応をみる手掛かりになる。[1]

安全性・注意点

採血によるリスクは小さく、針を刺した部位の軽い痛みやあざなどが起こることがある。薬やサプリメントが結果に影響する可能性があるため、使用中のものは医療者へ伝える必要がある。[1]

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: C-Reactive Protein (CRP) Test ↩本文

カテゴリ:検査・評価

タグ:CRP / 炎症 / 血液検査

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