方法
通常はスパイロメトリーを用いて吸入前の肺機能を測定し、サルブタモールなどの気管支拡張薬を吸入した後に再測定して変化を評価する。[1]
仕組み
気管支拡張薬は気道平滑筋を弛緩させるため、可逆的な気道狭窄がある場合にはFEV1などの呼吸機能が改善する。喘息の診断を補助する目的で利用される。[1]
判定値
登録資料で検討された研究には、400μgサルブタモール後にFEV1が200mL以上かつ12%以上増加することを基準としたものなど、複数のカットオフが含まれている。[1]
検査の限界
気管支拡張薬反応は喘息診断を支える検査だが、単独で確定する検査ではない。出典の成人データでは、FEV1が200mLかつ12%以上増加する基準は特異度が比較的高い一方で感度が低く、陰性でも喘息を十分に除外できない。[1]