自律神経系

最終更新:2026年8月11日 最終確認:2026年8月11日

心拍、血圧、消化、発汗など、意識して細かく操作しなくても続く身体機能を調節する神経系。交感神経、副交感神経、腸管神経系などからなる。

概要

自律神経系は、心拍、血圧、消化、発汗などの自動的な身体機能を調節する神経系である。主に交感神経系副交感神経系、腸管神経系に分けられる。

「バランス」という表現

健康情報では「自律神経のバランス」という言葉がよく使われるが、交感神経が悪く、副交感神経が良いという単純な関係ではない。運動時には交感神経活動が必要であり、休息や消化では副交感神経の働きが重要になる。

測定

心拍変動(HRV)などが自律神経活動との関連で使われるが、単独の数値だけで自律神経系全体を診断することはできない。

エビデンス・科学的評価

自律神経系の生理はよく確立している。一方、「自律神経を整える」と宣伝される個別の健康法の効果は、その介入ごとに検証する必要がある。

安全性・注意点

動悸、立ちくらみ、失神、発汗異常などの症状には多くの原因がある。「自律神経の乱れ」と自己診断して他の病気の評価を遅らせない。

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Anatomy, Autonomic Nervous System
  2. NCBI Bookshelf: Physiology, Autonomic Nervous System

カテゴリ:人体・生理

タグ:生理学 / 神経系 / 自律神経

関連項目