方法
登録資料の方法では、まず仰臥位で10分間安静にして血圧と心拍数を測定し、その後立位となって1、3、5、10分後に血圧と心拍数を再測定する。[1]
利用
起立性頻脈症候群(POTS)など起立不耐症の評価に用いられる。成人POTSでは、起立またはヘッドアップティルト後10分以内に心拍数が30回/分以上増加し、起立性低血圧を伴わないことが診断基準の一部とされる。[1]
他の検査
より詳細な起立不耐症の評価では、非侵襲的循環モニタリングを伴うヘッドアップティルト試験が用いられることがある。[1]
検査結果の位置づけ
起立試験はPOTSなどの起立不耐症を評価する手段の一つである。POTSを疑う場合でも、構造的心疾患、不整脈、内分泌疾患、薬剤、脱水など他の原因を除外する評価が必要となる。[1]
ヘッドアップティルトとの関係
能動的な起立試験は簡便に実施できる一方、ヘッドアップティルト試験では非侵襲的な循環モニタリング下で姿勢変化への反応を評価でき、POTSを含む起立不耐症の詳細評価に用いられる。[1]