みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「魔女の守人」について。
「魔女の守人」とは
人類に襲い来る異形の敵、〝魔〟(イビル)を撃退するのは人知を超えた力を持つ存在、〝魔女〟の役目であった―。対〝魔〟の最前線軍事拠点、バーン市国の魔女・マナスファと、その護衛となった市国最強の騎士・ファフナに降りかかる厳しき運命とは―!?
魔女と騎士のダークファンタジー、開幕!!
【少年ジャンプ公式サイトより引用】
はい、ダークな設定こそあるものの基本的には王道の少年漫画です。
これ以上のストーリー解説はネタバレになるため是非本編をご覧ください。
さてこの漫画は独自の演出が取り入れられていたりと他の漫画と比べるとやや異なる雰囲気を醸し出しています。
ネット上でも半ば「ツッコミ」という形でそれらについてさまざまな指摘がされていますが、
個人的には小さくまとまってしまっている作品よりも尖っている方がいじりがいがあって楽しく、
これも「魔女の守人」の愛嬌のある点ではないかなぁと思っています。
さて今回はそれらの中でも特に突っ込まれている点を見ていきながら、
「魔女の守人」の魅力的な点を覗いていきます。
独自の擬音
「魔女の守人」を語る上で外せないのがその独自の擬音。
「ヲヲヲ…」というのがその代表例でしょうか。
初めて読んだ時は「私の見間違いか何かに違いない」と眼科への受診を検討しましたが、
おそらくこれは風が吹いている音やその圧力をあらわす「オオオ…!」という効果音に類するものだと思われます。
物語の各所にこの独特な効果音が不意打ち気味に挟み込まれるので、戦闘シーン以外でも気が抜けません。
ストーリーだけではなく、その独特な効果音に目を向けてみるのも良いのではないでしょうか。
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峰打ち
記念すべき第1話で繰り広げられたバトルにて、峰打ちにより相手を制圧する主人公のファフナ。
少年漫画の主人公らしく、「3日は寝てろ」とカッコよさと相手への情けを見せるシーンなのですが、
ここで注目したいのが「峰打ち」で相手を倒したという点。
持っている刃物の形状をよくよく見ると…完全に両刃です。
いや、峰どこ…?
そもそも峰打ちとは武士などが持つ刀の背面、刃が付いていない、つまりは「斬れない側」で相手を攻撃する方法です。
切り傷をつくらないように相手へ情けをかける場面でよく見られる攻撃手段ですが、
今回ファフナが持っている剣はどこからどう見ても両刃です。
こんなもので斬りかかったらどちらの側を使おうが一刀両断、
3日どころか二度と目を覚さない可能性すら出てきます。
初めて読んだ時は「幻覚かな?」と自分の認識能力を疑いましたが、何回読み返しても両側に刃が付いています。
となるとこのケースでは剣の側面、平らな面で相手を叩いたのでしょうが、その場合「峰打ち」ではなく「平打ち」です。コミックス化した際に訂正が入るかもしれませんね。
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他の漫画と被る点も
さらにネット上で指摘されているのが、「他の人気作品と被る」との声。
例えば本作の最初の舞台となる国では周りを高い城壁で取り囲まれている点や、主人公のファフナが戦闘をする前に「痛みを思い出す」意味で手を強くかじる点などが、
「某人気巨人漫画と被る」と指摘する声がネット上ではあがっています。
また、「〜かどうかは自分で決める」という独特な台詞回しが、
「某人気サムライ漫画と被る」との声も。
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