みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回は葛西善二郎についての記事となります。
葛西善二郎について
「今更感」が拭えないネウロに関しての記事。
あ、ネウロは面白いので是非とも読んでみてください。おすすめです。
というのは置いといて、今回は葛西善二郎について。
ネウロに登場するキャラクターの中でも人気の高い人物ではないでしょうか。
私もこの人が一番好きです。
自身の美学を貫く姿勢
まず特筆すべきはその格好良さでしょう。
この作品に登場する悪役キャラの多くは豹変し、
それまで貫いていたキャラクターが崩壊してしまったり急激にかませ犬臭が漂い始めるのですが、
葛西に関しては一切ブレることがありません。
また葛西が属する「新たなる血族」では特殊な細胞を埋め込み人間離れした力をほぼ全員が手に入れているのですが、
葛西は「人間として生き長らえる」という独特の美学もあり、細胞の移植を行いませんでした。
目先の強さより自身の美学を優先し貫くこの姿勢も、彼の魅力であると思います。
五本指の中でも最後まで登場し続けた
新たしい血族の幹部ともいえるポジション「五本指」の中では人差し指にあたります。
ただしDRやテラ、ヴァイジャヤがネウロ達に襲撃する際は傍観やサポートに徹し、
自分よりも立場が上と思われるジェニュインが前線に出る際も自分は巻き込まれないよう避難していました。
他の血族とは違い臆病であり、ある意味1番人間らしい感覚の持ち主だったことも、凶悪な放火魔というキャラクターとのギャップで読者に親しまれた要因といえるでしょう。
もちろんその怪しくも端正なビジュアルや性格も人気が出た要因の一つです。
他の五本指がことごとく倒れ、新しい血族が半壊している状態で満を持して登場。
ビル群を放火して逃げ回っていました。
しかし警察の力を見誤ったことや、早坂兄弟の乱入もあり、ビルの屋上で満身創痍になるまで追い詰められます。
最後はバックドラフトを起こし自爆、燃え盛るガレキに押し潰されました。
また「シックスよりも長生きしたい」という思いを吐露する場面もありましたが、
シックスが亡くなった最終話でもちゃっかり生存していたことから、この願いは叶えられたといえます。
顔に火傷を負い 足にも何らかの障害は残ったようですが、まだまだ放火を辞めるつもりはない様子でした。
ネウロの「その後」がもし描かれれば、是非とも登場してほしいところ。
それでは今回の記事はこの辺りで締めたいと思います。
また次回お会いしましょう、さようなら。
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