みなさんこんにちはこんばんはゆきるりです。
今回はONE PIECEについて。
人斬り鎌ぞうの正体
今週話にて衝撃の事実が判明。
なんと人斬り鎌ぞうの正体は殺戮武人・キラーでした。
元々「笑うことが嫌い」なキラーは自分を笑わせようとする人間をことごとく半殺しにし、
自分の顔を隠すように仮面を着けるようになったのでした。
ちなみに読み返してみるとキラーの初登場時はウルージとの戦闘。
最初は「なんでこの2人が戦ってるんだ…?特に接点もないし」と思っていましたが、
「笑顔」を憎むキラーだからこそ、初登場時に常に笑みを浮かべているウルージに食ってかかっていたのかもしれません。ここも伏線回収が綺麗ですね。
この時点でSMILEの設定を考えていたのか、あるいはキラーに既に笑顔を憎む設定が有ったのかは不明ですが、
伏線として機能しているように感じます。
実に40巻超のロングパス伏線でしたね。
しかし現在キッドの目の前に現れたキラーはもはや以前と別人。
仮面を着けず、狂ったように笑い続けています。
原因は明らか、SMILEによるものでしょう。
おこぼれ町の住人と同じように、もはや能力を得る可能性すらない残飯と化したSMILEをカイドウ達による「嫌がらせ」として強制的に摂取させられたのでしょう。
先週辺りからSMILEの副効用が明らかにされ始めましたが、
いざこうして既存のキャラがSMILEによる影響を受けているのを見てしまうと中々衝撃的。
ワノ国編に入りキッド以外の船員の姿が見えなかったのはこうした背景があったからなんですね。
これはキラー以外の船員も何らかの「嫌がらせ」を受けている可能性は高いものと考えられます。
鎌ぞうに関しては人相書きでもその笑顔がハッキリと描かれています。
これもSMILEの副効用によるものだったわけですね。
SMILEの呪縛を解く方法
ワノ国編で散りばめられていた「SMILE」関連の伏線が回収されている状況ですが、
この余りにも救いのない問題に対して果たして尾田先生はどのような着地をさせるのかが見どころ。
SMILEにより強制的に「笑顔」と「カナヅチ」を強いられてしまった数々の人達に対し、
それらの呪縛から解放される方法が今後見つかるのか、
あるいは各キャラクターがその呪縛を背負ったままワノ国の物語を締めるのか。
リスクを覚悟でSMILEを口にした百獣海賊団員にすら同情の念を抱いてしまうこの状況、
さすが「人造悪魔の実」と言うだけあり人生への影響は計り知れません。
鎌ぞうの今後
そして気になるのはやはり鎌ぞうのこれから。
どういう形であれキッドと和解することにはなるとは思いますが、
今後海賊として復帰するかは不明。
SMILEの呪縛を解く方法が提示されない限り、
笑顔を強いられたままの航海ということになります。
これまでキャラクター描写が全く掘り下げられてこなかったキラーがこういう形で「キャラ立ち」することになるとは想定外でしたが、
わざわざこうしてカイドウとの因縁が明らかになりましたから
少なくともワノ国編では百獣海賊団相手に何らかのダメージを与える活躍をすることは間違いないでしょう。
その時を楽しみにしたいところ。
というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。
また次回お会いしましょう、さようなら。
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