出来る人にはイケメン・美人が多い?顔が良いほど能力も上がりやすい理由を考察

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顔が良いほど能力も上がりやすい?

この世には、“綺麗”と言われることが多い景色と、“そうでない”と言われることが多い景色が存在する。
人も同じで、一般に“綺麗”と言われることが多い人と、“そうでない”と言われることが多い人が存在する。

そして今回のテーマは、“綺麗”と言われる人ほど能力が高くなる傾向にあるのではないか、という話について触れていく。

「出来る人にはイケメンが多い」
という話なのだが、
今回のテーマをもっと端的に話すと、
要は「綺麗だね」と言われ続けて育った人と、「酷い外見だな」と言われ続けて育った人、
どちらが能力が上がりやすいか、という話である。
ちなみに私は後者である。

“綺麗”と“そうでない”

“綺麗”と言われる人ほど対人関係においてアドバンテージがあり、
“そうでない”と言われる人ほどディスアドバンテージを抱えている。

“そうでない”と言われている人は対人関係のディスアドバンテージを埋めるため、
持っているエネルギーを気遣いやコミュニケーションに注ぐ必要がある。周囲からの害意を軽減しなければならないためだ。

いじめを受けたことがある人ならわかると思うが、授業には全く集中できない。
なにせ普通に授業を受けている途中でさえ、色々なことを言われたり、筆記用具を飛ばされるような環境である。
(まあそれでも休み時間よりは授業の方が比較的気が休まる時間なのだが)

ともかく、「成績を上げるぞ!」だとか「運動でいい結果を出すぞ!」などに意識は全く向かない。
「今日をどう凌ぐか」ということにエネルギーの大半を注ぐようになる。
成績も落ちていくし、しかしそれに焦ることもない。“周囲とうまくやる”ことが最優先課題なので、成績の低下などといった小さなことを気にしている余裕はないからである。

まあイジメほどはいかなくても、周囲からマイナスな声かけをされれば自分の行動に自信を失い、「まずは自分を確立するところから」というステージにエネルギーを多めに割かざるを得なくなるのはあるだろう。

本来バランスよくエネルギーを配分するべき「コミュニケーション」「勉強」「運動」が、
人に好意を持ってもらうため「コミュニケーション」に余計にエネルギーを割かざるを得なくなり、他の分野に十分に回せなくなってしまうのである。

一方で“マイナスな声かけ”をぶつけられない場合は対人関係にエネルギーを余分に割く必要がなく、
自分のやりたいことに集中的に注ぎ込むことができる。

実際いじめや陰口が少ない環境にも居た時期があったが、
コミュ力が終わっている自分でも成績に意識を向ける余裕が生まれ、それなりに良い成績には回復できた。
国家資格含めいくつかの資格も取ることができた。

いじめや陰口が発生する要因の一つとして「外見」が挙げられるが、
それがマイナスを産まなければ、社会一般的なラインの勉強に打ち込むことができるということである。

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