【感想】「スペースチャンネル5」をプレイしていた時代

ゲーム
※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

スペースチャンネル5

時代を先取りしまくっていた「スペースチャンネル5」というゲーム。
私が幼い頃に発売されたゲームだが、本格的にやり始めたのは小6〜中学生時代。
奇抜だがどこか懐かしさも感じさせるビジュアルと、
“踊り団とダンスで対決”という今抱えている細かい悩みが全て吹き飛びそうな設定、
そしてシンプルにリズムゲーとしての良さ。

これらが合わさって、ハマる人はめちゃくちゃハマる作品ではないかと思う。
個人的には初めてやりこんだリズムゲーであり、今でもメロディとコマンドを覚えている。

私がプレイしていたのは“スペースチャンネル5 part2”なのだが、
好きな面はほぼ全てと言って良い。
本当に神メロディの連続で飽きがこなかった。

この作品ならではのギャグセンスも光っている。
正直ここのセンスで言えば現代でも十二分に通用するレベル。
文章の頭に「スペース」を付ければとりあえず宇宙感が出るんじゃないか、という思考回路は嫌いじゃない。
特大パインミサイルとかお酒飲みながら見てたら爆笑してる気がする。

「あらかたやっつけました」「行きがかり上助けたいと思います」辺りの独特でカラッとした言い回しも特徴的で好きなポイント。
「マ、マイケルキョクチョー!」あたりのセリフも印象的。

シリアスなゲームだと「この時こうした方が良いのでは?」と疑問が湧いたりするのだが、このゲームに関してはそれが一切起こらない。

「敵が踊ってる隙に助けに行った方がいいじゃん」というようなことも、
このゲームでは思いつきすらしない。
むしろそんな発想が野暮にすら思える。
「踊りで戦ってるんだから踊りで決着をつけないと」という想いで戦いに臨むのである。

この作品が持つライト層に響きやすい要素としては、スペースマイケル局長の存在が挙げられるだろう。
「マイケルジャクソンが自ら出演したいと語り、結果本当に出演してるんだよ」というお話は、
スペースチャンネル5ファンなら何十回も見たことのある内容だと思う。

スペースチャンネル5を好きな人はマイケルジャクソンの好感度も少し高い説、あると思います。

ストーリーも個人的には好きだ。
リズムゲー&ギャグゲーという印象が強いが、盛り上がる箇所はハッキリ盛り上がる。
良質な音楽を採用しているおかげで、ストーリーの起伏も非常に効果的に演出されているように思う。
そのおかげで、長らくプレイしていない人でも記憶に残っている場面が1つや2つあるのではないだろうか。

そんなわけでスペースチャンネル5の思い出は以上である。

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