【右脳と左脳の違い】なぜ左利きに対して右利きの人間の割合が多いのか【理由】

知って得する知識・雑学

皆さんこんにちはこんばんはゆきるりです。

今回は利き手について。

多くの人が一度は気にしたことがあるであろう、

あのテーマについての記事となります。

利き手について

なぜ右利きが多いのか

さて皆さんに質問です。

あなたの身の回りには利き手が右の人、左の人、どちらが多いでしょうか。

はい、多くの方が「私の周りには右利きの人が多い」と答えるのではないでしょうか。

かくいう私も右利きです。

幼い頃は両利きに憧れて左手で箸を持つ練習なんかをしてました。

ぎこちないことこの上なかったですが。

そんなことはさておき右利きの人が非常に多い現状、

その割合は実に人類の約9割。

100人いれば90人が右利きである、ということになります。

さて、ではそもそもの疑問。

なぜこれほどにも右利きの人間が多いのでしょうか。

考えてはみるものの理由はイマイチわかりませんよね。

さて、実はこれには「利き手と左脳が関連している」という説が有力なのです。

右脳と左脳

突然現れた「左脳」というワードですが、これが一体利き手とどう関連しているのでしょうか。

まず右脳と左脳について説明しておきましょう。

右脳とは脳の右側に存在します。当然ですね。

この右脳は主に「直感」や「ひらめき」等、感覚的な分野を司ります。

一方反対側に位置する左脳、これは脳の左側に存在します。当然ですね。もうこのくだりはいいか。

この左脳は主に「理解」や「言語」を司る、いわば理屈的な分野に秀でている部位であるといえます。

そしてこれらは、右脳は体の左側の運動を、左脳は体の右側の運動を支配しています。

「右脳なのに左側の運動を支配してるのかよ」と突っ込む方もおられるでしょう。

そういったクレームは私ではなく身体の方にお願いします。

左脳と右利き

「体の右側を左脳が、体の左側を右脳がそれぞれ運動を支配しているのはわかったけど…

それがどう利き手と繋がるの?」

という方も多いでしょう。

ではそのつながりについて考えてみましょう。

まず人類の9割が右利きになったのが約6万年ほど前。

急に大昔の話になりましたね。

しかしそれほど前に既に右利きが多数派になっていたとは…

一方、人類が言語を獲得したのも約6万年ほど前とされています。

おや?同じ時期ですね。

さて先ほども述べた通り、

身体の右側半分を司っているのは左脳であり、言語を司っているのも左脳です。

これらの要素をあわせて考えると…

結論

つまり

「人類が言語を獲得したことで言語を司る左脳と右脳の間に差が生まれ、」

「左脳が優位になったために左脳が支配している身体の右側、つまり右利きの人間が多くなった」

という推測が成り立つため、

これが右利きの比率が高まっていった理由ではないか、とされています。

言語と利き手に関連があるとは思いませんでしたね。

ただし左右差の決定には遺伝子の影響も考えられます。

今後の研究成果に期待しましょう。

というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。

また次回お会いしましょう、さようなら。

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