皆さんこんにちはこんばんは。
今回は「クソリプ」について。
クソリプについて
Twitter上には様々なツイートが存在しますが、今回取り上げるのはいわゆる「クソリプ」と呼ばれる類のもの。
今回は
①クソリプの性質
②クソリプの種類
③クソリプへの対処法
といった点を中心に見ていきたいと思います。
私自身2011年からTwitterを続けてきているためさまざまなクソリプを確認してきました。
幸い私自身は現時点で炎上したことがなく、1万以上にバズったツイートも全て画像のみのネタツイートのためクソリプの類を浴びせられる機会はありませんでしたが、
Twitter上には今日もゴロゴロとクソリプが転がっています。
それでは見ていきましょう。
クソリプの性質
クソリプとはそもそも何なのか、ということですね。
これは物凄く端的に言えば「空気が全く読めていないツイート」というのがクソリプに共通する点かと個人的に考えています。
例えば「仕事が溜まってて1日2時間しか寝れてない」といったツイートに対して飛ばされる
「もっと辛い目にあってる人は居る!甘ったれるな!」といったリプライが該当します。
実際問題世界にはもっと辛い目にあっている人はいるのかもしれませんが、別にそういった人と比較してなお辛いと言っているわけでもありませんし、
仕事で2時間しか寝れていないというのも十分過ぎるほどきつい状態ですし、
仮に「もっと辛い目にあっている人がいる」と思ったとしてもわざわざそれを本人に対してぶつけるか、
等様々な意味で「空気が読めていない」わけですね。
「空気を読む」こと自体の是非はこの際あえて論じませんが(空気を読むこと=良いこと、正解というわけでもありませんので)、
ただしコミュニケーションが目的となるリプライにおいて、
場の空気や流れに一切の配慮を行うことなく、自分の主張のみをぶつけるようなツイートに関してはクソリプと呼ばれても仕方がないかな、といったところ。
そしてこの手のクソリプが特に集中しやすいツイートというのが存在します。
それはいわゆる「バズったツイート」。
バズったということはつまりは非常に多く拡散されているため、
クソリプを送る人間の目にもとまりやすくなるので
クソリプが送られやすくなるのは当然といえば当然なのですが、
中にはかなりの割合で「バズっているからクソリプを送っている」と見られるユーザーも存在します。
バズったツイートに対し
「多くの人間に注目されているからいけすかない」
「この投稿主は炎上してるからどんなリプライを飛ばしても良い」
などの感情を動機に、
本来なら無視しているであろう些細なツイートに対しても「バズっている」という理由だけで突っかかるわけですね。
さて長くなりましたがクソリプの性質に関しては以上です。
続いてはより具体的な、クソリプの種類について見ていきましょう。
クソリプの種類
さあみなさんお待ちかね、クソリプの種類について見ていきましょう。
地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています。
ではクソリプの種類について、まずはこちらから。
自分語り・マウント系
例えばすぐ上で私が書き込んだ「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」という文章が元のツイートだとすると、
これに対して
「俺のアカウントよりはマシww俺に飛んでくるクソリプなんか〜…」等、
自分を絡めた話題に強制的に持っていきながら不幸自慢等でマウントを取ってくるタイプ。
現実にも「この人他の人の話は聞かないのに自分語りはするし、なぜか上からだなぁ」という人いますよね。
中には「私の場合は○○の都合でTwitterで呟くことさえ満足に出来ないので…クソリプが来ることに感謝してください」等、
自分語り&マウンティングに留まらず、こちらに何らかのアクションを要求されるパターンも存在します。
とはいえこのタイプのツイートはその全てが「クソリプ」というわけではなく、
互いを尊重し合ったコミュニケーションを目的とした自分語りや、それを利用したネタツイートも存在します。
マジレス系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」というツイートに対し
「貴方はそもそもクソリプの正しい定義について理解出来ていないようですが、クソリプというのは〜〜」等、
求めたわけでもないのに言葉の定義から解説を行なってくるマジレス系のクソリプも存在します。
解説されたところで返信もしようがなく、
そもそも論点さえズレているのにマジレス(と本人は思っているリプライ)を飛ばしてくるケースもあります。
とはいえこの系統のクソリプは本人に悪意が無い(むしろ善意で解説してくれている)ケースや、
Twitterを始めたばかりで人との距離感がうまく掴め切れていないケースもあり、
これまた一概にその全てが真性の「クソリプ」という訳ではありません。
ただし一方で、マジレスでまくしたてた後に「はい論破」で締め括るといった、
勝手にレスバトルを始めて勝手にレスバトルを終わらせるクソリプも見受けられます。
不謹慎・配慮が足りない系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」というツイートに対して、
「地獄だ、なんて呟きをして、実際に地獄に堕ちている人がいるかもしれないのに不謹慎だとは思わないんですか?」
「世の中にはTwitterがしたくても出来ない人がいるのにこんなツイートして配慮が足りない」等、
不謹慎や配慮が足りないというレッテルを貼り付ける事に終始するリプライがこれに該当します。
ツイート内容自体が攻撃的なわけでも、センシティブなわけでもないのに、
文脈に関係なく特定のワードにのみ反応されたり(「地獄」という言葉が使われている!不謹慎だ!)、
そういったワードさえ含まれていないツイートに対してさえも不謹慎という言葉をかけられるケースも見られます(「今も世界では災害で苦しんでいる人がいるのに、配慮が足りないとは思わないんですか?」)。
これについてはリプライを飛ばす側に悪意があるケースは少ないものの、一方でこちらとコミュニケーションを取る気もあまりないのが多くのケースです。
論点ズレてる系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し、
「でも地獄に行った事ないよね?」等のリプライがこれに該当します。
この手のツイートは見た瞬間「今その話してないよね」と反論したくなること請け合い。
場合によっては「地獄に行ったことがないんだから軽々しく地獄という言葉を使うな」など、
相手側のルールや意識付けをこちら側に強制してくるケースも見られます。
またクソリプ系の中でも、好んで論破を行う傾向にある(あるいは論破しているつもり)という特徴が見られます。
嫌ならやめればいい系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対して飛ばされる
「嫌ならTwitterやめればいい」などのリプライがこれに該当します。
論点ズレてる系と類似していますが、
このタイプはどんなツイートに対しても『やる』か『やめる』の強制二択を迫ってくるため、
まともな話し合いが成立しません。
論点をズラされる上に極論に導こうとしてくるため、
極めてコミュニケーションを取りづらいタイプと言えます。
完成された文章じゃないと系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」というツイートに対し、
「クソリプが飛んでくるからといって、その全てが必ずしも地獄のようなものだとは一概には言えないかと」「決めつけずに色々な可能性に言及しないと」などのリプライが該当します。
全てが地獄のようなものとこちらが言っているわけではないのに補足の体でリプライを飛ばしてくる上、
こちらに一方的に「完成された文章」を求めてくるあたりがクソリプ認定されやすい所以でしょう。
「オチは?」系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し、
「で、オチは?」「これで終わり?」などのリプライが該当します。
シンプルに嫌われるので、やめておいた方が良いでしょう。
日本終わった系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し、
「こんなツイートが伸びるなんて、日本終わったな」「これだからゆとり世代は」などのリプライがこれに該当します。
一体どの立場からそんな発言が飛び出るのか気になるところですが、
現実の社会的地位が一切絡まない匿名のTwitterだからこそ出来る、インターネットの中では無敵系のクソリプと言えるでしょう。
誹謗中傷系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し、
「は?クソリプとか喧嘩売ってんのかよこの○○○(とてもこの記事には書き残せない罵詈雑言)」
等がこれに該当します。
彼らは「インターネットは現実の一部」であることを理解できておらず、
また「Twitterは匿名でやってるから警察に特定されるわけないし、言われた側も黙って傷つくだけで訴えないに決まってる」と信じ込んでいるので平気で誹謗中傷を行います。
通報や訴訟をされて自分の人生を棒に振るという可能性は1ミリも考えていません。
揚げ足取る系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し
「このツイートを発信しているのは貴方だけですし『我々』ではなく『私』ですよね」などのリプライが該当します。
中には「そこまで重箱の隅を突くような指摘しなくても…」というリプライも見られますが、
その一方で真っ当な指摘である場合も多く、また特段マウンティングを取る姿勢が見られるわけではないにも関わらずクソリプ認定されるケースもある、という非常に稀有な種類のクソリプです。
学級委員長タイプの指摘ツイートはその正しさに関わらず煙たがられる、ということなのでしょう。
対話不能系
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」に対し
「生まれ変わったらクソリプになりたい」等のリプライがこれに該当します。
この多くはネタツイの延長線上でリプライを飛ばしていたり、あるいはネット上でサイコなキャラを演じているため敢えて意味不明な文章を投稿している等ですが、
中には本気で対話が出来ないユーザーも見られます。
「地獄のようなクソリプが我々を待ち受けています」という例文に対してのクソリプ例まとめ
クソリプの系統 | 例 |
自分語り・マウント系 | 「私の場合は○○の都合でTwitterを呟くことさえ満足に出来ないので…クソリプが来ることに感謝してください」 |
マジレス系 | 「そもそもクソリプの正しい定義とは〜」 |
不謹慎・配慮が足りない系 | 「地獄だ、なんて呟きをして実際に地獄に落ちている人もいるかもしれないのに不謹慎だとは思わないんですか?」 |
論点ズレてる系 | 「でも実際に地獄に行ったことないよね?」 |
嫌ならやめれば系 | 「嫌ならTwitterやめればいい」 |
完成された文章じゃないと系 | 「クソリプが飛んでくるからといって、全て地獄のようなものだとは一概には言えないかと」「きちんと色々な可能性に言及しないと」 |
オチは?系 | 「で、オチは?」「これで終わり?」 |
日本終わった系 | 「こんなツイートが伸びるなんて日本終わってるな」 |
誹謗中傷系 | 「(罵詈雑言)」 |
揚げ足取る系 | 「このツイートを発信しているのは貴方個人ですし『我々』ではなく『私』ですよね」 |
対話不能系 | 「生まれ変わったらクソリプになりたい」 |
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