【ナオシ&ジュン&コウヘイ】アニメポケモンシンオウリーグを振り返る【シンジ&伝説厨タクト&ダークライ】

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※記事内容につきましては、作品に触れた個人の主観に基づく感想・考察になります。

3回戦:サトシ vs コウヘイ

コウヘイの使用する戦術:徹底的な調査と豊富な知識から繰り出されるメタ】

そしてサトシの3回戦の対戦相手はコウヘイ。

私はDPというシリーズでこのキャラが1.2を争うほど好きなのですが、正直出番はそこまで無かったため

丸々1話かけてサトシと対戦する話が設けられるとは思いませんでした。

これには全国のコウヘイファンが大喜びしていると思います。私以外に見たことがありませんが。

さてコウヘイの特徴はとにかく徹底的な戦略家、これに尽きるでしょう。

事前に相手の性格や手持ちを調べ上げ、それに応じて自分の戦術を決定する、

「自分の戦術を押しつける」ジュンとは正反対の「相手の戦術を妨害する」トレーナーといえます。

そしてコウヘイはサトシのことを

「スピード自慢のポケモンを多用する」

「新しい技を覚えたばかりのポケモンを使いたくなる」性格であると分析、手持ちポケモンまで絞り込もうとします。

一方成長したサトシはもう「このポケモンを試したい」という気持ちだけで手持ちを選抜しません、

コウヘイが予想していなかったポケモンだけで試合を一方的に支配します。

最後の一体まで追い詰めたところでコウヘイが繰り出した「とても動きの遅いヨノワール」によるトリックルームで形勢は一変。

反対にサトシが追い詰められてしまいます。

 

しかし最後の最後に、噛みつきグセのあるサトシのフカマルが「ヨノワールの攻撃を食べる」という予想外な行動を取り、その隙をついてサトシが勝利。

「そんな戦術があったなんて、また一つ僕のデータが増えましたよ」的な事を言いながらコウヘイは脱落となりました。

管理人
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これぞデータキャラの鑑



準々決勝:サトシ vs シンジ

シンジの使用する戦術:相手の手持ちを把握した後、毒びしとエースポケモンによる試合の制圧】

そして今大会の大本命、サトシvsシンジの対決がここに始まりました。

再三にわたり衝突してきたサトシとシンジですが、この試合は互いに「相手の長所」を吸収し合う、認め合う場面が多く見受けられました。

まず試合はサトシが有利に進めます。

シンジはサトシがこれまで使ってきた「カウンターシールド」という戦術を自分のものとして組み込む等、相手の武器を自分のものとして利用する姿勢。

ですがシンジが早々にして2体のポケモンを失うという、これまでにない展開。しかしサトシは以前のように調子に乗り過ぎません。

そして案の定この展開はシンジの戦術のうちでした。

シンジのとった戦術は「手持ちポケモン2体を捨て石として、相手の手持ちを大まかに把握する」というもの。

「捨て石となる2体は進んでその役割を担ってくれた」とポケモンとの信頼関係が深まっていることを暗に示しているシンジのセリフや、

「捨て石」と聞いて以前のように激昂することなく、シンジの戦術やそのあり方を理解しようとするサトシの成長が見られる一幕でした。

そして2体を失ったシンジが繰り出したのはドラピオン。このドラピオンにより、試合の流れは一気にシンジのものになります。

ドラピオンがまず放ったのは地面に大量の毒びし。

サトシの交代で出てくるポケモンを毒で蝕み、飛行しているため毒びしの影響を受けないムクホークに対しては地面に叩きつけることで無理やり毒を浴びさせる、

という凄まじい戦術を披露。このドラピオン一体でサトシのブイゼル、ムクホーク、ドダイトスの合計3体を瀕死に追い込み、一気に形勢を逆転します。

しかしサトシは転んでもただでは起きません。

 

ゴウカザルに「穴を掘る」を指示、地中でフレアドライブを放つことにより毒びしを消滅させ、フィールドをまっさらな状態に戻します。

ここでタケシが言っていた「バトルフィールドを操れるのはサトシの強み」というのはまさしくその通り。

このセリフを、サトシにバトルフィールドを操られて負けたタケシが言うのも感慨深いですね。

管理人
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タケシといえばスプリンクラーによるイワークへの放水

かと思えば今度はシンジがユキメノコを繰り出し天候をあられ状態にしてしまうなど、

目まぐるしくフィールドが変化します。

戦略を仕掛けるシンジとそれを攻略するサトシ、という構図が常にあるわけですね。

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