4位:アマゾネス害悪
【使用率:6%】
アマゾネスを搭載していない害悪デッキ(使用率3%)とは分けてカウントしたため、
害悪デッキを一括りにすると使用率は9%。
10人に1人は使っている計算になります。
さてあらゆる環境に顔を出してきた害悪デッキですが、今回再び環境に食い込んできた要因は何と言っても六武衆の台頭でしょう。
ハッキリ言うと六武衆がサイファースカウターに弱すぎるんですね。
裏側守備でサイファースカウターを単体でポンと置かれると六武派二刀流も発動できず、
大ダメージ覚悟で特攻し表側表示にしつつ何とかエニシでバウンスするか、
3体融合からのリハンによる除去を狙うか、
次のターンにアルマデスのシンクロを狙うか、
基本的にこの3択しか対処法がなく、いずれの選択も六武衆側は激しく消耗することになります。
そしてそれほどぶっ刺さっているサイファースカウターを無理なく採用できる害悪デッキが環境に食い込んでくるのは当然と言えば当然でしょう。
更に六武衆はワンキルを積極的に狙う、という攻撃的なデッキではなく「まずは大量展開&制圧してアドを取ろう」というデッキ。
そういうデッキに対してはラヴァゴーレムもガン刺さりします。
寄生虫パラサイトの効果によるフィールド1枠潰しも大量展開を得意とする六武衆には痛いポイントですし、
すでに展開されたアマゾネスの急襲やアマゾネス女王の処理手段もそこまで安定して出来るものではありません。
つまり害悪デッキからすると比較的相性の良いデッキが環境トップに立ってくれているおかげで、
環境に食い込む余地が出た、というわけです。
一方で害悪デッキはデッキパワー自体は環境デッキの中でも最底辺レベルです。
劣勢に陥った場合に切り返す手段は無く、
仮想敵とマッチングする前提で作られたデッキであるため対戦相手のデッキタイプにも依存します。
良くも悪くも環境の変化に敏感なテクニカルなデッキと言えるでしょう。
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