いくら分断の壁やアンノウンシンクロンが自分フィールドにあっても、
六武衆の結束にカウンターは溜まりませんしエニシはバウンス効果を発動出来ませんからね。
同じく環境デッキである「コアキメイル」や「古代の機械」はここまで極端にカテゴリに依存することはありません。
だからこそそれらのデッキはカテゴリに属さない様々なメタカードを積むことが出来るのですが、
六武衆デッキの場合は「六武衆」の名前の付いたカードでデッキの大半を固めなければデッキの回転率は下がり、効果を発動することすらままならなくなってしまうというわけです。
「六武衆に強いデッキへの対抗策」を積んでいる余裕はほとんどなく、
そんなことをすれば相手をできるデッキの幅は広がる代わりに、
安定性と爆発力は著しく低下してしまうというわけです。
六武衆同士のミラーマッチが多発する現環境においてそれは自殺行為であり、
「六武衆メタに対しては勝てるようになったけど六武衆同士の戦いでは負けるようになった」という本末転倒な事態に陥りかねません。
つまり六武衆デッキはメタカードを採用する余地が少なく構築がかなり似たものになりやすい、
逆に対戦相手からすれば次に打つ手が読みやすいデッキと言えるでしょう。
長々と説明してきましたが、現環境では「六武衆に強いデッキ」を使っておけば3戦に1戦は安全に勝利をおさめることが可能、と言えるでしょう。
では使用率第2位へ。
2位:古代の機械
【使用率:11%】
1位の六武衆の使用率35%からかなり離されて第2位は古代の機械。
さすがに2月から環境トップを走り続けてきただけあり、六武衆の登場後も使用率はある程度キープされています。
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