精子つくる「指令役」遺伝子を発見、男性の不妊症解明に前進!?

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精子つくる「指令役」遺伝子、マウスで発見 男性の不妊症解明に一歩 - ライブドアニュース
精子がつくられる際に「指令役」として働く遺伝子を、熊本大学などのチームがマウスを使った実験で発見した。この遺伝子がうまく...

記事によると

精子が作られる際に「指令役」として働く遺伝子が発見された

・その遺伝子とは「HSF5」と呼ばれるもの。ゲノム編集技術でこの遺伝子を壊したマウスでは精巣が萎縮し、精子がつくられていないことがわかった。

・「HSF5」は、精子の頭部やべん毛といったパーツをつくる遺伝子など約200の遺伝子を調整する役割を担い、「精子の形成プログラム」を起動させていることがわかった

精子が出来ないタイプの不妊症解決に繋がる可能性がある

「HSF5」とは?詳細はここをタップ!


「HSF5」は、精巣で特異的に発現するタンパク質。Heat Shock Factor(熱ショック因子)に分類される。

他の類似のHSF1 HSF2 HSF3 HSF4は熱ストレスに応答して働くことが知られていたものの、HSF5の機能は不明だった。

ゲノム編集によりマウスのHSF5遺伝子の働きをなくすと、オスの生殖細胞がいったんは減数分裂を始めるものの、途中で死滅して精子がまったく作られず不妊となることが判明。

その事実は、「HSF5」が減数分裂の中盤に出現してDNAと直接結合できる活性があること、さらに精子形成活性化に役割を果たす多くの遺伝子のプロモーター領域に結合し、減数分裂のプログラムを完了に向かわせると同時に精子形成の指令に働くことが明らかになった。

また、Heat Shock Factor(熱ショック因子)に分類されてはいるものの、熱ストレス応答ではなく生殖細胞の発生を制御する働きがあるのも興味深い点。


記事への反応

ユーザー
ユーザー

精子の世界にも指令長おるんか…

ユーザー
ユーザー

これはまた明るい要素になるかも?
男性の不妊症で悩む夫婦が出ないように出来れば!

ユーザー
ユーザー

無精子症がなくなっていくかな?

管理人
管理人

Heat Shock Factor(熱ショック因子)なのに、熱ストレス応答ではなく生殖細胞の発生を制御する働きがあるのも興味深い点

不妊治療に繋がっていけばと思います

コメント

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