症状と要因
主な症状は外陰・膣のかゆみ、灼熱感、刺激感、排尿時痛、腫脹であり、診察では発赤、掻破痕、付着性の白い帯下などを認めることがある。妊娠、糖尿病、免疫抑制、広域抗菌薬の使用などが発症リスクとされる。[1]
診断と治療
診断には症状と診察に加え、膣分泌物の水酸化カリウム標本・湿潤標本、pH、必要に応じた培養やPCR検査を用いる。単純例はアゾール系抗真菌薬で治療し、再発例や標準治療に反応しない例では培養により菌種を確認する。[1]
保菌と感染の違い
カンジダは症状のない女性の腟内にも存在することがあるため、培養などで菌が検出されただけでは外陰膣カンジダ症とは診断できない。かゆみ、疼痛、発赤、帯下などの症状・所見と合わせて判断する。[1]
単純例と複雑例
散発的で軽症の単純例では短期間の腟内アゾール薬や経口フルコナゾールなどが用いられる。再発を繰り返す例、重症例、非アルビカンス菌、免疫低下などでは追加検査やより長い治療が必要となる。[1]