特徴
めまいは数時間かけて発症して24〜48時間ほどで強くなり、数日続くことが多い。頭を動かすと悪化するが、良性発作性頭位めまい症のように特定の頭位だけで短時間誘発される症状とは異なる。[1]
鑑別
前庭神経炎では通常、聴力は保たれる。片側の難聴を伴う場合は迷路炎など別の疾患を考える。急性の持続性めまいでは脳幹・小脳梗塞など中枢性原因を除外することが重要である。[1]
治療・回復
急性期には制吐薬、抗ヒスタミン薬などで症状を抑えることがあるが、長期使用は前庭代償を遅らせる可能性がある。強い悪心・嘔吐が落ち着いた後は前庭リハビリテーションが用いられる。[1]