動脈血ガスとの関係
登録レビューでは、VBGと動脈血ガス(ABG)のpHは強く相関し、重炭酸やbase excessも多くの状況で良好な相関を示す。一方、pCO2の一致は一定せず、pO2は動静脈で大きく異なる。[1]
利用
救急・集中治療での初期評価、治療反応のモニタリング、蘇生の補助などに利用される。静脈血は動脈採血より採取しやすく、動脈穿刺に伴う負担を減らせる。[1]
独自の情報
混合静脈血酸素飽和度や、動脈血と組み合わせて求めるpCO2 gapなど、循環評価に利用できる情報もある。[1]
動脈血ガスと比較しやすい項目
静脈血ガスと動脈血ガスではpHが比較的よく一致し、重炭酸イオンやbase excessも多くの臨床状況で近い値を示す。一方、二酸化炭素分圧の一致は状況によってばらつきが大きい。[1]
酸素化評価の限界
静脈血の酸素分圧は組織で酸素が消費された後の値であるため、動脈血の酸素分圧の代用にはならない。正確な酸素化評価が必要な状況では動脈血ガスやパルスオキシメトリなど別の方法を用いる。[1]