特徴
出生後早期から呼吸数増加、陥没呼吸、鼻翼呼吸、チアノーゼなどを示すことがある。多くは時間とともに肺液が吸収され改善する。 [1]
評価と治療
他の新生児呼吸障害や感染症などを除外しながら評価し、必要に応じて酸素投与や呼吸・栄養管理などの支持療法を行う。 [1]
発症の仕組み
胎児期の肺は液体で満たされており、出生前後にその液体が吸収される。新生児一過性多呼吸では肺液の吸収が遅れ、出生後もしばらく肺内に液体が残ることで呼吸が速くなる。[1]
起こりやすい児
早期正期産児や後期早産児にみられやすく、帝王切開で出生した児などでもリスクが高くなることがある。[1]
経過
「一過性」の名の通り、多くは48時間以内に改善する。呼吸が速い間は酸素化や呼吸状態を観察し、必要に応じて酸素投与や栄養管理などを行う。[1]