計算
一般に血清鉄を総鉄結合能(TIBC)で割り、100を掛けて百分率として求める。TIBCは血清鉄と不飽和鉄結合能(UIBC)の合計として表される。[1]
利用
血清鉄、TIBC、トランスフェリンなどとともに鉄代謝検査の一部として用いられ、鉄欠乏、鉄過剰、鉄中毒などが疑われる場合の評価に利用される。[1]
背景
健康状態ではトランスフェリンのすべての結合部位が鉄で満たされているわけではなく、未飽和の結合能が残っている。TSATはこの鉄の占有割合を数値化したものである。[1]
値の解釈
出典では健康時のトランスフェリン飽和度はおおむね3分の1程度で、鉄欠乏状態では16%以下まで低下し得るとされる。一方で日内・日差変動や測定法の影響があるため、単回値だけでなくフェリチンやTIBCなどと合わせて判断する。[1]