経皮的電気神経刺激(TENS)

最終更新:2026年8月13日

経皮的電気神経刺激(TENS)は、皮膚に貼った電極から弱いパルス電流を流し、急性痛や慢性痛の軽減を目的に用いる非薬物療法である。[1][2]

仕組み・特徴

TENS装置は皮膚上の電極から電気刺激を与える。痛みの信号処理や内因性の鎮痛機構へ影響することが作用機序として考えられている。[2]

研究・エビデンス

2022年の大規模システマティックレビューメタアナリシスでは381研究が評価され、TENS使用中または使用直後の痛みがプラセボより低い結果が示された。研究の質や刺激条件には大きなばらつきがあった。[1]

別のレビューでも急性・慢性のさまざまな痛みに有効な可能性がある一方、効果の大きさは既存研究の質の低さなどから不確実とされている。[2]

安全性・注意点

重大な有害事象は多く報告されていないが、皮膚刺激や不快感が起こることがある。刺激部位や植込み型電子機器など個々の条件によって使用上の注意が必要となる。[1][2]

関連項目

温熱療法中枢性感作肩痛を参照。

参考文献・参考情報

  1. PMC: Efficacy and Safety of TENS for Acute and Chronic Pain—Meta-TENS ↩本文
  2. PMC: Using TENS for Pain Control ↩本文

カテゴリ:物理療法 / 疼痛

タグ:TENS / 電気刺激

知識マップ

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