原因と症状
転倒、肩の牽引、肩より高い位置での急な動作、脱臼などの外傷や、投球など反復するオーバーヘッド動作で生じる。肩の痛み、引っかかり感、クリック、筋力低下、可動域低下などがみられる。 [1]
診断と治療
診察で可動域、筋力、安定性などを評価し、必要に応じてMRIやMR関節造影を用いる。初期治療は薬物療法や理学療法などの非手術治療で、改善しない場合には関節鏡手術が検討される。 [1]
上腕二頭筋との関係
肩関節唇の上部は上腕二頭筋長頭腱の付着部と連続しているため、SLAP損傷では関節唇だけでなくこの付着部も障害されることがある。投球など頭上動作を繰り返す競技で問題となりやすい。[1]
保存療法から始める
多くではまず休息、抗炎症薬、理学療法などの非手術治療を行い、肩の可動域や筋力を回復させる。症状が改善しない場合に関節鏡手術が検討される。[1]