原因
唾液の流れが減ると細菌感染が起こりやすくなり、脱水、唾石、導管の狭窄などが背景となることがある。[1]
症状
唾液腺部の腫れ、痛み、圧痛、口腔内への膿性分泌、発熱などがみられることがある。食事による唾液分泌で痛みが強くなる場合もある。[1]
評価・治療
診察に加えて必要に応じて画像検査で結石や膿瘍を確認する。水分摂取、唾液分泌促進、マッサージなどとともに、細菌感染では抗菌薬を用いることがある。[1]
急性と慢性
唾液腺炎は急性または慢性に起こり、導管の閉塞や唾液分泌低下が感染の背景となる。顎下腺では唾石が原因となることが多い。[1]
感染の評価
腺を圧迫した際に導管から膿が出る所見は細菌感染を示す手掛かりとなる。膿瘍や結石が疑われる場合は超音波やCTなどの画像検査が用いられることがある。[1]
重症化への注意
感染が周囲組織へ広がると深頸部感染などにつながる可能性がある。高熱、強い腫脹、嚥下・呼吸への影響がある場合は迅速な評価が必要となる。[1]