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脈波伝播速度(PWV)

2026年8月19日 22:20 / 雨崎ハーリィ に保存された版

脈波伝播速度(PWV)は、心拍によって生じた脈波が動脈内を伝わる速さを測定し、動脈の硬さを評価する指標である。[1]

仕組み

柔らかく弾性の高い動脈では脈波は比較的ゆっくり伝わり、動脈硬化・動脈スティフネスが高いほど脈波は速く伝わるため、PWVは高くなる。[1]

測定経路

頸動脈から大腿動脈までを測るcarotid-femoral PWVは、大動脈を中心とした中枢動脈の硬さを反映する。上腕から足首までを測るbrachial-ankle PWVなど、複数の測定法がある。[1]

利用

PWVは血管の状態を非侵襲的に評価し、心血管リスクや血管老化、血管疾患の進行をみる指標として利用される。[1]

エビデンス・科学的評価

動脈スティフネスが高いほどPWVが上昇し、PWVは心血管イベントや死亡リスクと関連する指標として研究されている。[1]

安全性・注意点

測定値は測定機器、センサーやカフの位置、体位、交感神経活動などの影響を受ける。異なる方式の数値を単純比較せず、標準化した条件で評価する必要がある。[1]