特徴
レジリエンスは固定された性格特性だけではなく、個人の生物学的要因、心理的要因、社会的支援、環境などが相互作用する動的な過程として研究されている。[1]
生物学的研究
ストレス反応に関わる神経回路、神経内分泌系、報酬系、情動調整などがレジリエンスとの関連で検討されている。ただし単一の脳部位やバイオマーカーだけで説明できる概念ではない。[1]
「耐えること」だけではない
研究上のレジリエンスには、強い逆境にさらされても精神的健康の低下を抑える過程と、いったん低下しても速やかに回復する過程の双方が含まれる。逆境後に以前より高い適応状態へ至る「心的外傷後成長」を含めて論じられる場合もある。[1]
心理的な関連要因
レビューでは、安全な愛着、肯定的感情、人生の目的や意味を持つことが、個人レベルのレジリエンスと関係する主要な心理的要因として整理されている。[1]