仕組み
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)では、検体中の特定の遺伝物質を何度もコピーして増やす。この増幅によって、もともとごく少量しかない病原体や異常細胞由来の遺伝物質を検出しやすくする。[1]
対象
感染症の診断、病気に関係する遺伝的変化の確認、ほかの検査では見つけにくい少量のがん細胞の検出などに使われる。RNAを遺伝物質とする病原体では、RNAをDNAへ変換してから増幅する逆転写PCRが用いられることがある。[1]
検体採取
検体には血液、唾液、粘液、組織などが使われ、感染症では鼻腔ぬぐい液を採取する場合もある。[1]
検査の原理
PCR検査は検体中の特定の遺伝物質を繰り返し増幅し、少量のDNAやRNAでも検出しやすくする検査である。感染症の病原体検出や遺伝学的検査など、目的に応じてさまざまな検体で利用される。[1]
結果の解釈
PCRは高感度な検査だが、検体を採取した時期や部位、検体量などによって結果が影響される場合がある。検査結果は症状、曝露歴、ほかの検査所見と合わせて判断する。[1]