得点
各項目を評価して合計し、総得点は5〜20点となる。得点が低いほど圧迫損傷のリスクが高いことを示す。[1]
利用
入院患者や高齢者などで圧迫損傷の危険性を把握し、体位変換、皮膚観察、支持面などの予防策を検討する補助として用いられる。[1]
5つの評価項目
Norton Scaleでは身体状態、精神状態、活動性、移動能力、失禁の5項目を評価する。総得点は5〜20点で、低得点ほど褥瘡・圧迫損傷のリスクが高いと判断する。[1]
リスク評価の補助
褥瘡リスク評価尺度は、危険因子を見落とさず予防策へつなげるための補助として用いられる。Norton Scale以外にはBraden Scaleなども広く使われている。[1]
尺度の限界
Norton Scaleは感度・特異度が報告されている一方、陽性的中率には限界がある。得点だけで褥瘡発生を予測するのではなく、皮膚状態、栄養、循環、治療内容など患者個別の状況も合わせて評価する必要がある。[1]