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ナルコレプシー

2026年8月13日 14:18 / 雨崎ハーリィ に保存された版

ナルコレプシーは、正常な睡眠と覚醒の周期が乱れ、強い日中の眠気や抑えにくい睡眠発作を生じる慢性の睡眠・神経疾患である。情動に伴って筋力が急に抜けるカタプレキシーを伴う型もある。[1][2]

症状

代表的な症状は過度の日中眠気で、食事中や会話中など通常は眠らない場面でも急に眠り込むことがある。カタプレキシー、入眠時や覚醒時の幻覚、睡眠麻痺、夜間睡眠の分断を伴う場合もある。[1][2]

種類と仕組み

1型では日中眠気に加えてカタプレキシーと低いヒポクレチン濃度が特徴となる。2型では日中眠気があるがカタプレキシーを伴わず、ヒポクレチンは正常範囲とされる。多くの1型では、覚醒維持に関わるヒポクレチンを作る神経細胞の減少がみられる。[1][2]

診断

診断では症状と診察に加え、夜間の睡眠検査である終夜睡眠ポリグラフ検査と、日中にどの程度早く眠るかを調べる反復睡眠潜時検査が用いられる。必要に応じて髄液中ヒポクレチン濃度などを調べることがある。[1]

治療

根治療法はないが、規則的な睡眠、計画的な昼寝などの生活調整と薬物療法で症状を管理する。日中眠気には覚醒を促す薬、カタプレキシーなどには一部の抗うつ薬やオキシベート製剤などが用いられる。[1]

関連項目

むずむず脚症候群睡眠睡眠時無呼吸症候群を参照。

エビデンス・科学的評価

ナルコレプシーは生涯続くことが多いが、生活調整と薬物療法によって日中眠気やカタプレキシーなどを軽減できる。[1][2]

安全性・注意点

睡眠発作は運転や機械操作中に起こると事故につながる。症状のコントロール状況によって運転などの制限が必要となる場合があり、治療薬にも副作用がある。[1]