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虚血性視神経症

2026年8月19日 23:16 / 雨崎ハーリィ に保存された版

虚血性視神経症は、視神経への血流が不足して神経組織が虚血に陥り、急な視力・視野障害を生じる疾患群である。[1]

種類

前部虚血性視神経症には、巨細胞性動脈炎などによる動脈炎性(AAION)と、動脈炎を伴わない非動脈炎性(NAION)がある。後部視神経が虚血になる後部虚血性視神経症もある。[1]

症状と評価

視力低下や視野欠損で発症し、眼底、視野、OCTなどの眼科検査とともに、血圧、糖尿病、喫煙などの血管リスクや炎症性疾患を評価する。特に高齢者で巨細胞性動脈炎が疑われる場合は、血算、赤沈、CRPなどを速やかに確認する。[1]

治療

動脈炎性では、反対眼の失明を防ぐ目的で高用量ステロイド治療を直ちに開始する。NAIONには確立した治癒・予防治療がなく、全身の血管危険因子の管理を含めて経過をみる。[1]

エビデンス・科学的評価

動脈炎性前部虚血性視神経症では巨細胞性動脈炎の緊急評価と迅速な高用量ステロイド投与が重要であり、検査結果を待って治療を遅らせないことが推奨されている。[1]

安全性・注意点

高齢者の急な視力低下に頭痛、顎跛行、全身症などを伴い巨細胞性動脈炎が疑われる場合、反対眼にも急速に障害が及ぶ可能性があるため緊急対応が必要である。[1]