評価
歩行障害の評価では、歩き方そのものに加えて通常歩行速度や最大歩行速度などを測定し、機能の程度や変化を把握する。[1]
リハビリテーション
高齢者などでは、筋力、パワー、抵抗運動、協調性を高める訓練により通常・最大歩行速度が改善することが報告されている。[1]
解釈のポイント
歩行は筋力や関節機能だけでなく、視覚、前庭感覚、体性感覚、中枢・末梢神経系などの協調によって成立する。そのため歩行速度の低下は単一の原因を示すものではなく、疼痛、筋力低下、神経疾患、代謝異常など多様な要因と合わせて解釈する必要がある。[1]
転倒との関係
高齢者では歩行障害そのものが転倒の重要な要因となる。歩行評価では速度だけでなく、歩幅、姿勢、方向転換、腕振り、ふらつきなども観察し、転倒リスクを総合的に評価する。[1]