計算
尿中ナトリウム、血清ナトリウム、尿中クレアチニン、血清クレアチニンを用いて算出し、尿量を測定せずに尿細管でのナトリウム処理を評価できる。[1]
従来の目安
1%未満はナトリウムを保持している腎前性の状態、1%を超える場合は尿細管障害を伴う内因性腎障害の目安として広く用いられてきた。[1]
適した状況
登録資料のレビューでは、FENaは特に乏尿があり、慢性腎臓病がなく、利尿薬を使用していない患者で有用性が高いとされる。[1]
解釈を誤りやすい状況
FENaは急性腎障害の鑑別補助として使われるが、利尿薬を使用している人や慢性腎臓病がある人では診断性能が低下する。造影剤や色素による腎障害などでも典型的な値を示さないことがあり、数値だけで腎前性・腎性を決めないことが重要となる。[1]