フェリチン

最終更新:2026年8月11日 最終確認:2026年8月11日

体内で鉄を貯蔵するタンパク質。血清フェリチンは鉄の貯蔵状態をみる代表的な検査だが、炎症などでも上昇する。

概要

フェリチンは、鉄を細胞内に貯蔵するタンパク質である。血液中のフェリチン値は、体にどの程度が蓄えられているかを推定する手がかりになる。

解釈の注意

フェリチンは鉄不足で低くなることがある一方、炎症、感染、肝疾患などで高くなることもある。そのため「高い=鉄が十分」「低い=必ず貧血」と単純には言えない。

関連項目

C反応性タンパク(CRP)HbA1cを参照。

エビデンス・科学的評価

フェリチンは鉄貯蔵の評価に重要な検査であるが、急性期反応蛋白として炎症の影響を受ける。必要に応じて血算、血清鉄、トランスフェリン等と組み合わせて解釈する。

安全性・注意点

鉄サプリメントを検査なしで長期・高用量に使用すると過剰になる可能性がある。フェリチン高値にも複数の原因があり、自己判断で鉄を追加・中止しない。

参考文献・参考情報

  1. MedlinePlus: Ferritin Blood Test
  2. MedlinePlus: Iron Tests

カテゴリ:検査・評価

タグ:フェリチン / 血液検査 /

関連項目