概要
家族性HDL欠乏症は、血中の高比重リポタンパク質(HDL)コレステロールが著しく低くなる遺伝性脂質代謝異常症である。[1]
主な特徴
HDLは末梢組織からコレステロールを回収する働きに関与するため、HDLが少ないとコレステロール輸送が障害される。原因によっては角膜混濁、扁桃の腫大、末梢神経障害などを伴う場合があり、若年から動脈硬化性心血管疾患のリスクが高まることがある。[1]
原因・仕組み
ABCA1遺伝子などの変異が発症に関与する。遺伝子異常によって、その遺伝子産物が担う細胞機能が障害され、疾患の特徴につながる。[1]
遺伝形式
常染色体優性の遺伝形式をとる。[1]