月経困難症は、月経に伴って起こる下腹部のけいれん性の痛みを中心とする症状である。ほかの病気が原因でない原発性と、子宮内膜症などが原因となる続発性に分けられる。[1][2]
概要
月経困難症では、下腹部のズキズキする痛みやけいれんがみられ、腰痛、吐き気、下痢、頭痛を伴うことがある。月経前症候群(PMS)とは別の状態である。[1]
原発性と続発性
原発性月経困難症は、別の病気が原因ではない月経痛であり、子宮で作られるプロスタグランジンが多いことや子宮の収縮が関係する。若い時期から始まることが多い。[1][2]
続発性月経困難症は、子宮や他の生殖器の病気が原因となる。子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣嚢胞などが原因として挙げられ、原発性より後の時期に始まり、痛みが長く続く場合がある。[1][2]
対処と治療
温熱、運動、入浴、リラクゼーションなどがセルフケアとして挙げられる。非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は痛みを軽減し、プロスタグランジンの産生や作用を抑える。必要に応じてホルモン避妊法などが用いられる場合もある。[1][2]
受診の目安
市販薬やセルフケアで改善せず日常生活に支障がある場合、急に痛みが強くなった場合、25歳を超えて初めて強いけいれんが出た場合、発熱を伴う場合、月経時以外にも痛む場合は医療機関での評価が必要となる。[1][2]
関連項目
子宮内膜症、
月経前症候群(PMS)、
子宮筋腫を参照。
エビデンス・科学的評価
NSAIDsは月経痛の軽減に用いられ、続発性月経困難症では原因となる病気に応じた治療が必要となる。[1][2]
安全性・注意点
NSAIDsは胃潰瘍、出血傾向、肝疾患、アスピリンアレルギーなどがある場合には適さないことがある。強い痛みや月経以外の痛みでは原因疾患の評価が重要である。[1]
カテゴリ:婦人科 / 疼痛 / 症状・疾患
タグ:月経 / 疼痛
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月経困難症
月経困難症は、月経に伴って起こる下腹部のけいれん性の痛みを中心とする症状である。ほかの病気が原因でない原発性と、子宮内膜症などが原因となる続発性に分けられる。
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