仕組み・リスク
股関節は大腿骨頭を寛骨臼が受ける球関節である。寛骨臼が浅いと大腿骨頭がずれやすくなる。骨盤位、女児、第一子、家族歴、羊水量低下などがリスク因子として挙げられる。[1]
症状・診断
新生児では症状がないこともあるが、患側の脚が外向きに見える、動きが少ない、脚長差、臀部や大腿の皮膚のしわの左右差などがみられることがある。診察と年齢に応じた画像検査で評価する。[1]
治療
治療は年齢と重症度に応じて股関節を適切な位置に保つ方法や手術などが選択される。早期に見つけるほど、成長中の股関節を正常な位置で発達させやすい。[1]
早期発見
乳児期の診察では股関節の開き、脚の長さや動き、皮膚のしわの左右差などを確認する。異常が疑われる場合には超音波やX線などの画像検査で大腿骨頭と寛骨臼の位置関係を評価する。[1]
治療
早期に見つかった乳児では、股関節を適切な位置に保つ装具が用いられることがある。年齢が上がってから発見された場合や整復が難しい場合には、ギプス固定や手術が必要となることもある。[1]