吸い玉(カッピング)

最終更新:2026年8月13日

吸い玉(カッピング)は、ガラスやプラスチックなどのカップを皮膚に当て、内部を陰圧にして皮膚を吸引する伝統的な方法である。[1]

概要

カッピングは、中国や中東を含む複数の地域の伝統医療で用いられてきた。火や吸引装置を使ってカップ内を陰圧にし、皮膚を吸い上げる。皮膚を傷つけずに行う乾式と、皮膚を刺して血液をカップ内に出す湿式がある。[1]

研究・エビデンス

痛みを軽減する可能性を示す研究はあるが、多くの研究は質が低く、根拠は強くない。痛み以外の健康目的については、結論を出せるほどの高品質な研究が不足している。[1]

安全性・注意点

一時的な皮膚の跡に加え、色素沈着、瘢痕、熱傷、感染などが起こることがあり、湿疹乾癬を悪化させる場合もある。湿式を繰り返した後の貧血や、頭部への施術後の頭蓋内出血など、まれな重い有害事象も報告されている。[1]

器具が血液で汚染される可能性があるため、適切に滅菌せず複数人に使用すると、B型・C型肝炎など血液を介する感染症を広げる危険がある。[1]

関連項目

鍼灸伝統医療指圧・経穴圧迫を参照。

参考文献・参考情報

  1. NCCIH: Cupping ↩本文
  2. NCCIH: Traditional Chinese Medicine

カテゴリ:伝統医学 / 身体療法

タグ:カッピング

知識マップ

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