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補完代替医療(CAM)

2026年8月15日 14:26 / 雨崎ハーリィ に保存された版

補完代替医療(CAM)は、通常の標準医療には含まれない医療・健康アプローチをまとめて指す用語である。通常医療と一緒に使う場合を「補完」、通常医療の代わりに使う場合を「代替」と区別する。[1][2]

補完医療と代替医療

NCCIHは、非主流の方法を通常医療と一緒に用いる場合を補完医療、通常医療の代わりに用いる場合を代替医療と説明している。NCIも同様に、補完医療は標準治療と併用される方法、代替医療は標準治療の代わりに用いられる方法として区別している。[1][2]

統合医療との関係

統合医療は、通常医療と補完的な方法を協調させ、全人的なケアを行う考え方である。NCCIHは、薬物療法、リハビリテーション、心理療法などの通常医療と、鍼、ヨガ、プロバイオティクスなどの補完的アプローチを複数組み合わせる場合もあるとしている。[1]

主な種類

補完的アプローチには、特別な食事、サプリメント、ハーブ、プロバイオティクスなどの栄養的アプローチ、マインドフルネスなどの心理的アプローチ、マッサージや脊椎マニピュレーションなどの身体的アプローチ、ヨガ、太極拳、鍼など複数の要素を組み合わせた方法が含まれる。[1]

NCIは、CAMの例として心身療法、生物学的な方法、マッサージやカイロプラクティックなどの身体へのアプローチ、エネルギー療法、アーユルヴェーダや伝統中国医学などの医学体系を挙げている。[2]

エビデンス・科学的評価

CAMに含まれる方法の研究量と科学的根拠は一様ではない。NCCIHは、鍼、瞑想、太極拳、ヨガなど一部の方法について特定の症状や健康状態で研究結果がある一方、他の方法では研究が少ないとしており、方法ごとに有効性を評価する必要がある。[1]

安全性・注意点

「自然」であることは安全性を保証しない。ハーブやサプリメントは副作用や医薬品との相互作用を起こすことがあり、NCIはがん治療中のCAM利用について医師や看護師に必ず伝えるよう勧めている。未確認の代替療法を標準治療の代わりに用いることには、とくに注意が必要である。[1][2]