特徴
抗がん薬の種類や投与量などによって悪心・嘔吐の起こりやすさは異なる。症状は治療後早期に出るもの、24時間以降に遅れて出るもの、過去の治療経験をきっかけに治療前から起こる予期性のものなどに分けて考えられる。[1]
影響
強い悪心・嘔吐が続くと食事や水分摂取が難しくなり、脱水、体重減少、栄養状態の悪化などにつながる。[1]
予防・対応
CINVは起こってから対処するだけでなく、抗がん薬の催吐リスクや患者側の要因に合わせて制吐薬を予防的に使用することが重要である。症状の程度や持続時間を治療チームへ伝え、必要に応じて薬剤を調整する。[1]
症状を抑える重要性
CINVは生活の質を低下させるだけでなく、栄養摂取低下、代謝異常、身体・精神状態の悪化につながり、重い場合には予定された抗がん治療の継続にも影響する。[1]
発症時期による分類
化学療法後早期に起こる急性、24時間以降に起こる遅発性、過去の治療経験などにより治療前から症状が出る予期性など、発症時期と背景により分けて考える。予防的な制吐療法は抗がん薬の催吐リスクに合わせて計画される。[1]