仕組み
左右の耳を別々に刺激し、内耳の前庭系が刺激へどのように反応するかを眼球運動として記録する。 [1]
利用
めまいや平衡障害の評価で、左右の前庭機能の差を調べるために用いられる。 [1]
検査の流れ
検査前に外耳道や鼓膜を確認し、片耳ずつ冷水・温水、または冷風・温風で刺激する。温度変化により眼振が誘発され、その方向や左右差を観察する。多くは眼振電図検査の一部として行われる。[1]
検査前の準備
検査結果へ影響する可能性があるため、検査前にはアルコール、カフェイン、鎮静薬、アレルギー薬などを一定時間避けるよう指示されることがある。常用薬は自己判断で中止せず、医療者へ確認する。[1]
結果の見方
正常では温度刺激に応じた速い左右方向の眼振が生じ、左右で似た反応がみられる。反応が乏しい場合には内耳の平衡感覚器、前庭神経、脳幹などの障害が検討される。[1]