舌痛症

最終更新:2026年8月20日

舌痛症は、見た目に異常のない口腔粘膜に少なくとも4〜6か月続く灼熱痛を特徴とし、他の原因を除外したうえで診断される病態である。[1]

症状

灼けるような口腔痛に加え、金属味や苦味などの味覚変化、口腔乾燥感、温冷感覚の変化を伴うことがある。痛みが朝はなく日中に悪化する型、一日中続く型、無症状の時間を挟む型が記載されている。[1]

診断

口腔粘膜に病変がないことが前提であり、感染、アレルギー食道逆流、内分泌・自己免疫栄養異常、神経疾患、薬剤、歯科材料などによる痛みを評価する。病歴、口腔診察、唾液量や味覚、必要に応じた培養・血液検査などを組み合わせる。[1]

対応

原因が特定されない場合の管理は複雑で、局所薬や全身薬、認知行動療法、低出力レーザーなどが検討される。複数の方法を要することがあり、完全に症状が消えない場合もある。[1]

診断の前提

舌痛症では口腔粘膜が見た目に正常であることが診断上重要で、病変が見える場合は別の原因を調べる。味覚異常や口腔乾燥感を伴うことがあり、感染、アレルギー、薬剤、内分泌・栄養異常、神経疾患などを除外してから診断される。[1]

エビデンス・科学的評価

カプサイシンやクロナゼパムなどで症状改善を示した研究があるが、標準化された治療指針は確立しておらず、病態の原因も十分に解明されていない。[1]

安全性・注意点

カプサイシンでは灼熱感増強、消化不良、胃痛などが、クロナゼパムでは依存、口腔乾燥、疲労などが問題となり得る。治療は他の口腔痛の原因を除外した後に検討される。[1]

参考文献・参考情報

  1. NCBI Bookshelf: Burning Mouth Syndrome ↩本文

カテゴリ:口腔 / 疼痛 / 症状・疾患

タグ:BMS / 口腔痛 / 舌痛症

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