概要
舌は複雑に配置された内舌筋と外舌筋から構成される。内舌筋は主に舌の形を変え、外舌筋は舌を前後・上下などへ動かす。[1]
構造
舌は分界溝によって前方約3分の2の舌体と後方約3分の1の舌根に分けられる。表面には複数の舌乳頭があり、一部には味蕾が存在する。後方には舌扁桃などのリンパ組織がある。[1]
主な機能
舌は食物を口腔内で動かして咀嚼と嚥下を助け、味覚情報を受け取る。また、発音時には形と位置を細かく変えて構音に関与する。[1]
神経支配
舌の運動は主に舌下神経が担い、味覚や一般感覚には複数の脳神経が関与する。舌前方と後方では感覚・味覚を伝える神経が異なるため、解剖学的な区分が機能にも反映される。[1]
血流
舌には主として舌動脈から豊富な血液が供給される。舌は運動量が多く感覚器としても働くため、筋、神経、血管が密に分布する。[1]