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一次救命処置(BLS)

2026年8月19日 23:15 / 雨崎ハーリィ に保存された版

一次救命処置(BLS)は、心停止などで反応や正常な呼吸がない人に対し、胸骨圧迫、必要な人工呼吸、AEDによる早期除細動などを行う救命処置である。[1]

基本の流れ

まず周囲の安全を確認し、反応を確かめる。反応がなく、正常な呼吸や脈が確認できない場合は救急要請とAEDの手配を行い、胸骨圧迫から始めるCABの順序で心肺蘇生を開始する。[1]

胸骨圧迫と人工呼吸

成人の胸骨圧迫は胸骨下半分を毎分100〜120回の速さで圧迫し、少なくとも約5cmの深さを確保しつつ、圧迫ごとに胸郭を十分に戻す。一般的な1人法では30回の圧迫に2回の人工呼吸を組み合わせる。人工呼吸ができない一般救助者では胸骨圧迫のみのCPRも選択肢となる。[1]

AED

AEDが到着したら電極パッドを装着し、解析やショックの指示に従う。ショック後、またはショック不要と判断された場合も、胸骨圧迫を速やかに再開し、救急隊や高度な医療につながるまで蘇生を継続する。[1]

エビデンス・科学的評価

院外心停止では、傍観者によるCPRは生存の可能性を2〜3倍に高めると報告されており、高品質な胸骨圧迫と早期除細動が重要である。[1]

安全性・注意点

CPRでは肋骨・胸骨骨折や肺・心臓・肝臓などの損傷が起こり得る。明らかな不可逆的死亡の所見や有効な蘇生拒否指示がある場合など、蘇生を行わない状況もある。[1]