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前十字靱帯損傷

2026年8月20日 04:46 / 雨崎ハーリィ に保存された版

前十字靱帯損傷は、膝関節の前十字靱帯(ACL)が過度に伸ばされたり部分・完全断裂したりする外傷である。[1]

役割と受傷機転

ACLは大腿骨に対して脛骨が前方へずれるのを抑える。走行中の急停止や方向転換、ジャンプ着地、膝への強い外力、過伸展などで損傷することがある。[1]

症状

受傷時の「ポップ」という音、数時間以内の腫れ、荷重時痛、スポーツ継続困難、膝が抜けるような不安定感などがみられる。半月板や内側側副靱帯などを同時に損傷する場合もある。[1]

評価・治療

診察とMRIなどで損傷を確認する。初期には挙上、冷却、鎮痛、松葉杖や装具などを用い、その後は可動域と筋力を回復させる理学療法を行う。活動性や不安定性によってはACL再建術が検討される。[1]

他の損傷との併発

ACL損傷は単独とは限らず、半月板やほかの靱帯、関節軟骨の損傷を伴うことがある。膝が不安定なまま活動を続けると再受傷につながるため、年齢、活動レベル、不安定性、合併損傷などを踏まえて保存療法か再建術かを検討する。[1]

エビデンス・科学的評価

ACL断裂後でも保存的に生活できる人はいるが、不安定性が続く場合は二次的な膝損傷につながることがある。[1]

安全性・注意点

重い膝外傷後に足が冷たい・青い場合は血管損傷を伴う可能性があるため緊急評価が必要である。治療前のスポーツ復帰は避ける必要がある。[1]