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神経性やせ症

2026年8月15日 03:55 / 雨崎ハーリィ に保存された版

神経性やせ症は、必要量に比べてエネルギー摂取を制限して著しく低い体重となり、体重増加への強い恐怖や身体像の歪みを伴う摂食障害である。[1]

概要

神経性やせ症では、低体重であるにもかかわらず食事制限を続け、体重増加を強く恐れたり自分の体重・体型を実際とは異なって認識したりする。栄養不足は全身の臓器に影響する。[1]

身体への影響

徐脈、低血圧、不整脈、低体温、筋量低下、骨粗鬆症、月経・性腺機能の異常、腎機能・電解質異常などが起こり得る。抑うつや不安など精神疾患を併存することもある。[1]

評価

病歴と身体診察に加え、血算、電解質、肝腎機能、甲状腺機能、尿検査などを行い、心電図で重い不整脈の危険を評価する。医学的に不安定な場合は入院管理が必要となる。[1]

治療

治療の中心は安全な栄養回復と心理療法である。小児・思春期では家族療法が重要な方法となる。重度低栄養や自殺リスク、重い電解質異常、循環不安定などがある場合は入院下で栄養管理と医学的監視を行う。[1]

エビデンス・科学的評価

神経性やせ症の治療では栄養リハビリテーションと心理療法を組み合わせ、身体的な不安定さや自殺リスクに応じて外来・入院治療を選択する。[1]

安全性・注意点

長期の飢餓状態から栄養を再開すると再栄養症候群を起こし、低リン血症や低カリウム血症から心肺障害に至ることがあるため、電解質を慎重に監視する必要がある。[1]