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急性脳症

2026年8月20日 13:10 / 雨崎ハーリィ に保存された版

急性脳症は、注意、認知、意識などが急速に障害されるびまん性の脳機能障害として現れ、原因には代謝性、毒性、感染性、自己免疫性、低酸素虚血性など多様な病態が含まれる。[1]

特徴

脳症では軽い混乱から昏睡まで幅広い意識・認知機能の変化がみられる。原因は一つではなく、代謝異常、薬物・毒性、感染、自己免疫、低酸素虚血などを臨床経過から検討する必要がある。[1]

脳波検査

脳波(EEG)は大脳皮質の活動をリアルタイムに評価でき、脳症では背景活動の全般性徐波化がよくみられる。ただし、この所見は特定の原因だけにみられるものではなく、病歴、血液検査、画像検査などと合わせて解釈する。[1]

特徴的な脳波パターン

病態によっては周期性放電や特徴的なリズムが診断の手掛かりになる。さらに持続脳波モニタリングは、外見上けいれんがなくても生じる非けいれん性発作や非けいれん性てんかん重積を見つけるために重要である。[1]

非けいれん性発作の評価

脳症では意識障害の原因が代謝性・毒性・感染性など多岐にわたり、EEG所見も多くは非特異的である。外見上けいれんがなくても非けいれん性発作やてんかん重積が隠れていることがあるため、必要に応じて持続脳波モニタリングを用いる。[1]

エビデンス・科学的評価

脳症のEEGでは全般性徐波化が代表的だが非特異的であり、持続EEGは意識障害患者に隠れた発作活動を検出するうえで有用である。[1]

安全性・注意点

急な意識・認知機能低下は重篤な原因を含み得るため、EEGだけで判断せず、感染、代謝、低酸素、自己免疫などを含む原因検索を速やかに行う必要がある。[1]