特徴
アキレス腱障害には、踵骨付着部に生じる付着部型と、付着部からおよそ2〜6cm近位に生じる非付着部型がある。痛みは朝に強く、活動中に軽くなることがある一方、運動負荷後に悪化しやすい。腱の腫脹や結節状の肥厚を伴うこともある。[1]
原因と評価
急激な運動量増加や反復する機械的負荷のほか、足部形態、筋力や柔軟性、体重、代謝異常、薬剤など複数の要因が関与する。診断は病歴と診察が中心で、必要に応じて超音波やMRIで腱の肥厚、線維配列の乱れ、血流増加などを確認する。[1]
治療
初期治療では活動量の調整、段階的な腱への負荷訓練、ストレッチ、装具などを組み合わせる。慢性例では遠心性運動や体外衝撃波療法などが検討され、十分な保存療法でも症状が続く場合には手術が選択肢となる。[1]