みなさんこんにちはこんばんは。
今回は「コクハラ」について。
メディアやSNSで話題となった言葉ですが、果たしてどういう意味を持つのでしょうか。
コクハラとは
コクハラとは告白ハラスメントの略称です。
告白ハラスメントには「脈のない状態で異性に告白すること」という大まかな定義がありますが、
これには様々な解釈がみられます。
「全く脈がない状態、つまり親しい関係になるほどコミュニケーションを行なっていないにも関わらず告白することで相手に負担をかける」という状態をコクハラとする人もいれば、
「好意はないにも関わらず、自分や友人の発案で特定の異性に告白を行い(いわゆる嘘告)、その様子を面白がる」という内容をコクハラとする人もいます。
前者に対しては特に様々な意見が寄せられており、
「告白されると、その後の対応も気遣う必要があるから困る」
「相手の立場や気持ちを考えて、突っ走らずに告白のタイミングを見極めることが重要」
と一定の理解を示す意見から、
「どこから脈ありでどこからが脈なしなのか」
「そんなこと言い出したら告白なんてできない」といった戸惑いの声も聞かれます。
中には「告白自体がハラスメントになると少子化が加速するのでは」といった懸念の声や、
「私たちオタクが推しへの愛を伝えるにはどうすれば」といった声も聞かれます。
また「コクハラ」の検索サジェストに「なんj」や「2ch」があがっており、
ネット上の反響の大きさも伺えます。
実際告白はハラスメントになるのか
告白という行為自体は当然ハラスメントには該当しないわけで、ここで論点になるのが「脈があるかないか」という部分。
この脈あり・脈なしの基準が曖昧なために、様々な意見があがることになっています。
個人的には脈なしで告白すること自体はハラスメントに該当しないとは思うのですが、
その告白の仕方にもよるのでしょうか。
相手を思いやれず自分の気持ちを押しつけることばかりに終始するような告白方法をしていたりすると、
「ハラスメント」に該当するかどうかはともかく価値観やモラルが問われる状況にはなってきます。
告白とは一見告白する側の感情を吐露する一方的な行為、という印象がありますが告白される側の理解や意見がなければ、その先の関係構築はあり得ません。
告白自体が重要なコミュニケーションであり、どちらか一方の感情だけで成立する行為ではないので、
ハラスメント(嫌がらせ)とさえ思わせるほどの自分本位な告白はやめましょう。
はい、というわけで今回はこの辺りで記事を締めます。
また次回。さようなら。
コメント