むしろ○○さんという「思ったことを何でも口にしてくれる存在」が一枚入っていることで、
チーム内での疎通にいい意味で遠慮がなくなるというメリットも出てくるかもしれません。
○○さんはトラブルメーカーになる可能性はありますが、
落ち着いたメンツに活力を入れる存在にもなってくれる可能性があると思うので。
まあそんなわけで、数値ではかるとそこまでずば抜けた結果は出ないかもしれませんが、
各キャラ同士の噛み合い方自体は結構いい感じになるのではないかな、というのが私の見方。
あとは結果を出すだけ、的な。
はい、ではそんなわけで感想へ。
今回の感想
いや、今回はめちゃくちゃ読み応えがありましたね!
特別課題の内容ですが、各チーム・各隊員、ほんとにさまざまな見解があるなぁ…と。
今回のテーマについては、私個人の回答としては「普段と異なる環境でのストレス耐性を見る目的」と「グループワーク適性」あたりではないかな、と思いましたが、
さすがにこの辺は多くの読者も考えるわけで…
あとは何があるかな?
…あ、ランク戦では固定メンバーで戦うことができるわけですが、
おそらくガチの戦闘になるとそううまくいくことばかりではないですよね。
実際侵攻を受けた際には、A級B級やチームの垣根に関係なく、臨機応変に役割分担して敵に対応するわけで、
そういう意味では大きな括りとしての「トラブルへの対応力」を見る狙いはあるのかなと。
また、作中で触れられた「遠征に行かない人間たちが今回の課題に参加する意義」については納得しました。
なるほど、まあ確かにその通りですね。
遠征に行く人ばかりが関係のある章とばかり意識していましたが、
行かない人間たちも関係大ありでした。
そしてやはり疑問なのは隊長たちの選出基準。
格で言うなら、今回触れられたようにやはり○○さんは格落ちするよなぁ。
一体何を目的に選抜されたのだろうか。
ただ、個人的には「能力がないけど、それに自覚的な人」は実はこの作品においては貴重な存在なのかなぁと。
能力がないからこそ、同じく能力が高くはない人の気持ちはわかるというのは大きなアドバンテージだと思います。
進撃の巨人でいうところのジャン的な。
実際組織においては能力が高くはない人が大半でしょうし、
○○さんにはそんな人たちを含めて牽引していくポジションにあたってもらいたい、という狙いがあるのかなぁと。
コメント