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伝統・補完・統合医療(TCIM)

2026年8月20日 16:36 / 雨崎ハーリィ に保存された版

伝統・補完・統合医療(TCIM)は、伝統医療、補完医療、統合医療をまとめて扱う国際的な枠組みである。WHOは、これらを根拠に基づき、安全で、文化的に尊重された形で保健医療システムへ統合することを目標としている。[1]

伝統医療

WHOは伝統医療を、異なる歴史的・文化的背景に由来し、生物医学とは異なる起源を持つ、健康とウェルビーイングのための実践、技能、知識、哲学の体系として説明している。自然由来の方法や、心・身体・環境のバランスを重視する全体的・個別的な考え方を含む。[1]

補完医療

補完医療は、その国の主流医療には含まれない追加的な医療実践を指す。WHOは、科学的根拠に基づく補完医療には、主流医療を支え、人の健康とウェルビーイングのニーズをより包括的に支援する可能性があるとしている。[1]

統合医療

統合医療は、生物医学と伝統医療または補完医療の知識・技能・実践を組み合わせる、学際的かつ根拠に基づく健康・ウェルビーイングへのアプローチと定義されている。[1]

WHOの方針

WHOの伝統医療戦略2025~2034年は、TCIMの根拠の強化、安全で有効なTCIMを支える規制、保健医療システムへの統合、地域社会の力を高めることなどを戦略目標としている。[1]

エビデンス・科学的評価

WHOはTCIMを一括して有効とみなすのではなく、根拠の強化、安全性と有効性の確保、適切な規制を戦略の中心に置いている。2019年のWHO世界報告は179加盟国からの情報を基に、伝統・補完医療の政策や利用状況などを整理した。[1]

安全性・注意点

TCIMに含まれる方法は多様であり、個別の方法について安全性と有効性を確認する必要がある。WHO戦略は、根拠に基づく実践、適切な規制、伝統知識の保護、天然資源の責任ある利用を重視している。[1]