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原発性副甲状腺機能亢進症

2026年8月13日 14:21 / 雨崎ハーリィ に保存された版

原発性副甲状腺機能亢進症は、副甲状腺が過剰にPTHを分泌し、血中カルシウムが高くなる内分泌疾患である。骨量低下や腎結石などを起こすことがある。[1]

原因

約8割では一つの副甲状腺に良性腺腫が生じて過剰にPTHを分泌する。ほかに複数腺の腺腫や過形成があり、まれに副甲状腺がんが原因となる。[1]

症状と合併症

無症状のことが多いが、筋力低下、疲労、抑うつ、骨・関節痛などがみられる場合がある。高PTHにより骨からカルシウムが失われ、骨量低下や骨折、尿中カルシウム増加による腎結石につながる。[1]

診断

血中カルシウムとPTHの上昇を確認し、24時間尿検査などで別の原因を区別する。骨密度検査、腎画像、ビタミンD測定などで合併症を評価する。[1]

治療

過活動の副甲状腺を手術で摘出することが唯一の確実な根治治療である。軽症で手術を行わない場合はカルシウム、腎機能、骨密度などを定期的に監視し、必要に応じてシナカルセトや骨量を保つ薬を用いる。[1]

関連項目

副甲状腺機能低下症甲状腺がん痛風を参照。

エビデンス・科学的評価

副甲状腺手術は原発性副甲状腺機能亢進症を根治できる治療で、骨密度改善や腎結石リスク低下につながる。軽症例では条件により長期モニタリングも選択される。[1]

安全性・注意点

手術ではまれに声帯を動かす神経の障害や術後低カルシウム血症が起こる。過剰な食事制限は不要で、ビタミンD不足がある場合は医療者の管理下で補充する。[1]